2015年3月21日土曜日

五十崎の凧文字

内子町(旧五十崎町)の伝統行事、五十崎大凧合戦(毎年5月5日)が有ります。

旧五十崎町の小中学生は、授業で凧作りを経験します。

天神小学校から凧文字を教えてほしいとの要請を受け

2月と3月のある日、6年生に凧文字の書き方を教えに行ってきました。

1回目、午前中3時間かけて、紙の上で1人1人描きたい文字をデザイン。

次、竹骨に和紙を貼って準備。

(文字を書いても滲みにくいように松脂を多く入れた凧紙で、地元で漉いた和紙です)

そして、2回目3月某日午前中に、凧に文字を拡大して色塗り

『希』(画面右が上)赤の色が乾くと、縁を黒の線で囲みます。


『まりゑ』(画面右が上)えは旧かなのゑ、ひらがな3文字は難しい。

ちゃんと伝わったかな?

私も、先人の凧を見て、真似して、そうやって自分なりの凧文字を書けるようになったものです。
 今は書いていませんが、凧文字を通して、子どもたちと一緒に色々描いて、楽しいひと時でした。


                     昔の写真をちょっとお見せしましょう。
S46(1971)5.5の凧合戦。小田川天神側の原っぱ。

S50(1975年)頼まれて描いた凧。右『雄』左『里果』

(サイズ:喧嘩凧約135×165)
S53(1977)地区対抗凧上げの為、町内の地名を凧に描いているところ。


S52(1977)『成』名前の一文字を凧に。

今年も5月5日に凧合戦(昔は凧喧嘩と)有ります。是非凧上げにいらして下さい。

凧は見るより、揚げるほうが楽しいですよ


2015年3月6日金曜日

なめて安心木のおもちゃ

内子町は旧暦で祝いますから、

下芳我邸2階ギャラリーに4月3日までお雛様を飾っています。
今日お越し頂いたお客様の赤ちゃん、畳の上に寝かされおとなしくしていたので、木のおもちゃを持たせたら、

ちっちゃなかわいい手がしっかりにぎってすぐ振り振り。

このくらいのお子さん(6か月だそうです)何でもお口に入れます。

でも大丈夫。この木遊舎の製品は、安心安全な蜜ロウが塗られています。

ご了解を得、写真を撮らせていただきました。
にぎって振ると耳が揺れてカチカチと音がします。(芽ばえシリーズの“うさぎ”)

ベビーセット(積み木・たま・ウサギ・にぎり車ネコ・ひっぱり車イヌ。収納袋付)税込¥5400

振ると木と木がぶつかって良い音がする赤ちゃん用、ご出産お祝い用として好評です。
干支のキーホルダー


2015年3月2日月曜日

第20回『暮らしの中の手仕事展』4/4~5開催



内子町の五十崎凧博物館にて

恒例の、『暮らしの中の手仕事展』開きます。



1992年第1回、地元でモノづくりしている11軒のメンバーで立ち上げ、

途中お休みした年もありましたが

今年20回目になります。

メンバーも入れ替わりながらも、地道に続けてまいりました。

私は、初回からチラシづくりや裏方として関わって来ましたが、

2004年第9回から、和紙でイヤリングを作り出展者として初参加。

今年のテーマは

『8人8つのテーマ』を掲げ、各人取り組んで来たモノを是非ご覧ください。

今年初参加の山田きよさんは、

ご存知の方多いと思いますが、素晴らしい版画の数々を出品して下さることになりました。

小田の工房夢ふう染のバックやテーブルセンターなどの

柿渋の型染めのデザインも手がけられていて

そのバッグなども出品予定です。

是非お越し頂きご覧下さい。

ワークショップも色々準備しています。

チラシデザイン:なるたさちこ

2015年2月24日火曜日

脳震とうの目白

先日2月14日、折り紙の岡野さんのお店に行った時、

車から降り、お店に入ろうとした地面に違和感を感じ

よくよく見ると

抹茶色の目白です。

なぜか

ちょこんと、飛び立たずアスファルトの上にいます。

そっと、でも急いでカメラを取りに車に戻り、写したのがこの二枚。

目を閉じていて、結構近づいても逃げません。
聞けば、30分位前、お店の硝子に激突し、脳震とうを起しているらしいとのこと。

飛べるかなあと、岡野さんも心配して見守っていたらしい。

あと一歩近づきよく見て見ようと思っていたら

ぱあっと飛んで行きました。

良かった良かった。

後から、目白の居た場所を良くよく見ると、私の車が通ったと思われるすぐ傍。

車に乗っているときは目白には気づいていなかたので

危うく車で引いていたかも・・・。

良かった、良かった。


2015年1月27日火曜日

木遊舎の木のおもちゃ

只今、下芳我邸2階ギャラリーにて、展示即売中です。

木遊舎(隣の伊予市中山町)さんの
木のパズル・輪投げ・動物の車・などなど『「木のおもちゃ』は

なめても安心の、蜜ロウが塗られています。

すべすべの手触りと、
糸のこの技が素晴らしい
木目が美しいインテリア玩具です。


木遊舎の製品は、
お求め頂いたお客様の日常生活で排出されるCO2-1kgを
オフセット(相殺)出来るクレジットが付いています。


動物の輪投げ(パイン・桧あ)、ロープに木の玉が付けられた輪

愛媛県産のヒノキの輪投げ、ビー玉が埋め込まれインテリアとしてもかわいい
なめても安心の、蜜ロウが塗られています。

ひのきの動物パズル

愛媛県産ブランド桧“媛ひのき”を使った天使のhoッpe(ほっぺ)シリーズの1つです。

2015年1月26日月曜日

小倉遊亀さんの絵

遊亀(ゆき)と靫彦(ゆきひこ)展を見に行ってきました。

安田靫彦生誕130年、小倉遊亀生誕120年記念の展覧会が愛媛美術館で開催され、
その最終日に、やっぱり見ておこうと
急に思いつき、
車1時間走らせ
閉館1時間前に入りました。



実は、昭和41に書かれたこの絵「径」
20年位前? いつ、どこで見たか忘れましたが、

それまで私が見て来た日本画のイメージと違って
夏の昼下がり、日常の一こまを
ユーモラスな感じ漂わせながら、リズム感、動きが感じられ
すごーく印象に残っていました。

もう一度
見られるかな―と思っていたのですが
残念ながら
この絵はありませんでした。


師弟関係にあった安田靫彦と小倉遊亀を結びつけたのが
愛媛県出身の歴史学者、水木要太郎氏と知り
新しい発見でした。

2015年1月7日水曜日

宇和島闘牛正月場所大会(平成27年1月2日)

明けましておめでとうございます。


広島の甥っ子家族が、正月2日、闘牛を見に行こうと誘ってくれました。

動物が戦うのは好きではありませんから、

愛媛県に住んでいながら、今まで宇和島の闘牛を見たことも無く

正直、見たいと思ったことはありませんでした。

でも、愛媛に住んでいるなら一度ぐらい見ても良いかもと、行ってみました。

この日は、内子、大洲地区は雪が積もり出かけるのも心配で、宇和島は積もって無いけど大変寒い日でした。

前頭から小結、関脇、大関、横綱と戦っていくのは相撲と同じ

会場には、うどん、焼き鳥、から揚げ、じゃこ天なども売っていて

食べながら観戦 (お祭りです)

暫く角を突き合わせて、逃げたら負けのようでした。

牛自身が戦う気満々なのです。
勝った牛の持ち主さんらしい家の子どもが、誇らしげに勝った牛の背にまたがります。

重量級チャンピオン戦の前回チャンピオンの宇和島市 二代目竜天竜ワイドと

チャレンジャー 津島町 天竜若力

それまでは、1分位、せいぜい5分位で勝負が決まってましたが

さすが重量級チャンピオン戦

人間がどうこうしないうちに、挑戦者が場内に入るとすぐ角と角を合わせ

5分経ってもどちらも引きません

10分位角を突き合わせ、一瞬身を引いた前回のチャンピオン

勝負あり

新チャンピオン 天竜若力。

試合後は、表彰式の後、写真撮影会

子どもを背中に乗せたり、近くに行って一緒に撮影。


登場から退場までの様子を見ていると

どの牛も、家族同様にかわいがられていることが、

なんとなく伝わって来ました。(ちょっとイメージ変わりました。)