2015年3月25日水曜日

4月4・5日暮らしの中の手仕事展準備

今年で20回めの暮らしの中の手仕事展ですが、1回目1992.5.23・24のキャッチコピーは、

=いふうな職人(やつ)のがいな技=

(『がいな』とは、伊予の国五十崎あたりの方言で『呆れるほどすごい』時に使う言葉)


「僕流の楽なライフスタイル、それが素敵な暮らし方」ではないだろうか、と

地元の和紙や下駄、和菓子、酒屋、郷土芸能の凧づくり、などなどの職人さん達に呼びかけ

始めました。

せっかく地元に伝わる色々な技術を活かし、次世代に伝えるために、今の暮らしに使われるモノづ

くりを目指しました。
当日、会場までの道案内として、手作りの看板です。

この手のマークを目印にいらして下さい。






2015年3月21日土曜日

五十崎の凧文字

内子町(旧五十崎町)の伝統行事、五十崎大凧合戦(毎年5月5日)が有ります。

旧五十崎町の小中学生は、授業で凧作りを経験します。

天神小学校から凧文字を教えてほしいとの要請を受け

2月と3月のある日、6年生に凧文字の書き方を教えに行ってきました。

1回目、午前中3時間かけて、紙の上で1人1人描きたい文字をデザイン。

次、竹骨に和紙を貼って準備。

(文字を書いても滲みにくいように松脂を多く入れた凧紙で、地元で漉いた和紙です)

そして、2回目3月某日午前中に、凧に文字を拡大して色塗り

『希』(画面右が上)赤の色が乾くと、縁を黒の線で囲みます。


『まりゑ』(画面右が上)えは旧かなのゑ、ひらがな3文字は難しい。

ちゃんと伝わったかな?

私も、先人の凧を見て、真似して、そうやって自分なりの凧文字を書けるようになったものです。
 今は書いていませんが、凧文字を通して、子どもたちと一緒に色々描いて、楽しいひと時でした。


                     昔の写真をちょっとお見せしましょう。
S46(1971)5.5の凧合戦。小田川天神側の原っぱ。

S50(1975年)頼まれて描いた凧。右『雄』左『里果』

(サイズ:喧嘩凧約135×165)
S53(1977)地区対抗凧上げの為、町内の地名を凧に描いているところ。


S52(1977)『成』名前の一文字を凧に。

今年も5月5日に凧合戦(昔は凧喧嘩と)有ります。是非凧上げにいらして下さい。

凧は見るより、揚げるほうが楽しいですよ


2015年3月6日金曜日

なめて安心木のおもちゃ

内子町は旧暦で祝いますから、

下芳我邸2階ギャラリーに4月3日までお雛様を飾っています。
今日お越し頂いたお客様の赤ちゃん、畳の上に寝かされおとなしくしていたので、木のおもちゃを持たせたら、

ちっちゃなかわいい手がしっかりにぎってすぐ振り振り。

このくらいのお子さん(6か月だそうです)何でもお口に入れます。

でも大丈夫。この木遊舎の製品は、安心安全な蜜ロウが塗られています。

ご了解を得、写真を撮らせていただきました。
にぎって振ると耳が揺れてカチカチと音がします。(芽ばえシリーズの“うさぎ”)

ベビーセット(積み木・たま・ウサギ・にぎり車ネコ・ひっぱり車イヌ。収納袋付)税込¥5400

振ると木と木がぶつかって良い音がする赤ちゃん用、ご出産お祝い用として好評です。
干支のキーホルダー


2015年3月2日月曜日

第20回『暮らしの中の手仕事展』4/4~5開催



内子町の五十崎凧博物館にて

恒例の、『暮らしの中の手仕事展』開きます。



1992年第1回、地元でモノづくりしている11軒のメンバーで立ち上げ、

途中お休みした年もありましたが

今年20回目になります。

メンバーも入れ替わりながらも、地道に続けてまいりました。

私は、初回からチラシづくりや裏方として関わって来ましたが、

2004年第9回から、和紙でイヤリングを作り出展者として初参加。

今年のテーマは

『8人8つのテーマ』を掲げ、各人取り組んで来たモノを是非ご覧ください。

今年初参加の山田きよさんは、

ご存知の方多いと思いますが、素晴らしい版画の数々を出品して下さることになりました。

小田の工房夢ふう染のバックやテーブルセンターなどの

柿渋の型染めのデザインも手がけられていて

そのバッグなども出品予定です。

是非お越し頂きご覧下さい。

ワークショップも色々準備しています。

チラシデザイン:なるたさちこ