2013年2月13日水曜日

草木染め工房 夢ふう染

草木染め工房『夢ふう染』

愛媛内子町 小田の山の恵みを届けたいと商品づくりをしている元気な女性たちがいます。
彼女たちは、内子町商工会女性部小田支部の皆さんです。

夜な夜な集まって、びわ、エンジュ、あかね、栗など使い、ストール、のれん、ハンカチ、布で染めバック、ポーチ、コサージュ等に仕立てています。


びわ染め。

あかねの根
ピンク色に染まります。

えんじゅのストール。最後の水洗い。
鮮やかな黄色です
染めた後の媒染(色止め)にミョウバンを使うとそのままの色、鉄媒染を使うと、化学反応を起こし渋い暗い色に変化します。
内子下芳我邸www.shimohagatei.com/の2階にて展示販売させて頂いています。

麻レーヨンのストール(あかねからピンク色に、エンジュから黄色に)


コサージュ

右、草木染めの上に柿渋のムラ染めバック(A4サイズが入る)とポーチ

2013年2月3日日曜日

千鶴さんの折り紙展パート2

今日は節分。
内子町にあるお蕎麦屋さん『下芳我邸』http://www.shimohagatei.com/二階の座敷に、私の店の雑貨や近隣で手仕事している仲間の商品を置かせてもらっています。

その一角に、折り紙工房千鶴さんの和紙の折り紙クラフトの数々が展示(~26日まで)されていて、その中の、2月を表現したもの、節分の赤おに青鬼のタペストリーです。ちゃんと豆まきの豆まで飾られています。


節分の赤おに青鬼
豆まきの大豆までも飾られています





1枚の和紙から折られた薔薇の花セット。花の下にプッシュライトを仕込めば、素敵な灯りになります。
(大小の薔薇と下にガクの折り紙と葉っぱ付1000円)



1階の客席に置かれた、折り紙の案内。




皆様に楽しんで頂きたく色々な折り紙を各テーブルに置いています。
2月の行燈「梅と鶯」



折り紙四季行燈
千鶴さんは日本の四季折々の風物を折り紙で表現されています。
三角形に切り込みを入れた和紙を、繋がったまま鶯を折り、灯りを灯すと梅の花が浮かび上がります。

1月鶴
2月鶯
3月お雛様
4月菜の花
5月武者兜
6月蛍
7月七夕「織姫彦星」
8月朝顔
9月お月見「ススキと団子」
10月案山子と赤とんぼ
11月枯れ葉とどんぐり
12月クリスマスツリーと雪


今日は、みたらし団子を頂きました。
そば粉の団子に、程良い甘さのみたらしと、粒あんの2種類のっていて、とても好評です。
蕎麦湯とお漬物が付いていて、ちょっと小腹が空いた時にお薦めです。
みたらし団子


2013年1月23日水曜日

ふとんだんすって知ってますか?

布団だんす、ご存じですか?
その名の通り、布団を収納するたんすです。

先日、「布団だんすはありませんか?」と訪ねてきたお客様がありました。
「大型店にいったけど、売ってないんです」と。
邪魔者でどんどん捨てられていき最近見かけなくなった布団だんすですが、うちは父が昭和22年からやっている家具店なので、まだ布団だんすがありました。

そして今日お宅まで配達に行ってきました。

大洲市の山間地、とても山並みが美しくて、思わず写真を撮りました。
道路沿いの家の庭先では、切干大根を干す作業をしていました。
とてもいい風景でした。





木造の小学校




2013年1月22日火曜日

内子・下芳我邸 千鶴さんの折り紙展開催


私の友達の岡野千鶴さんの折り紙展が内子町の蕎麦摘み草料理下芳我邸の2階で開催されています。
開催期間:1月17日(木)~2月26日(火)まで
時間:11時~15時
定休日:水曜日
お二階だけでものぞけます。

地元の手漉き和紙を使用し、1枚の和紙からつながったまま折るというのが岡野さんのこだわりだそうです。
四季折々の風物を織り込んだ行燈をはじめとした箸袋や卓上モビールなどの作品の数々。
たくさんの展示作品に加えて、100円~2000円までで箸袋、ぷち袋、折り紙セット、こま、釣り遊び、ちょこっと飾り、行燈(台座別)の販売もしています。

おそばもおいしいので、ぜひどうぞお立ち寄りください。



お雛さまの折り方3種類。


四季行燈

4月は菜の花とちょうちょ

これも1枚の和紙から織りあげられています!

2013年1月18日金曜日

由布院 玉の湯 桑野和泉さんに出会いました

1月17日に愛媛県商工会女性部連合会の女性部リーダー研修会に行ってきました。
「由布院における観光まちづくりと地域振興」と題した由布院温泉玉の湯の代表取締役、桑野和泉さんのお話を聞く機会を得ました。

「地方こそ良さがある」
「地元に選びきる力を育てる」
「ニーズは多様にある、身の丈に合ったオンリー1をする」
「町の中に人を歩かせる仕掛けを作る」
「価格帯の安いモノを持ってくるのではなく、地元のモノを多く使う」
などなど、地元を活性化するヒントになる言葉をたくさんいただきました。




2013年1月2日水曜日

大洲、臥龍山荘へ行ってきました

明治の貿易商、河内寅次郎が構想10年、工期4年をかけて築いた臥龍山荘へ、近くに住んでいながら今まで行っていなかったので、年明け2日に姪二人とともに行ってきました。
まず、想像していたよりもずっと広いことに驚きました。
臥龍院は写真撮影不可ですが、竹が敷かれた玄関からはじまって、太陽の動きまでを計算した設計に感動!
ふすまの取っ手や竹のふしまでも利用した障子の桟などなど。まあ、とにかくすばらしい!
品格と職人の極めた技を感じて、日本の素晴らしさを再確認しました。




離れの不老庵。


生きた槇の木を捨て柱として使っている。

ろうかの鋲に隠しこうもり。
蹲に活けられた竹の枝を利用した花入れがかわいい

2013年1月1日火曜日

あけましておめでとうございます

 昨年末に制作したキッチンラック。
電子レンジと炊飯器とトースターがぴったり入ります。
蒸気の出る炊飯器は使用するときには手前に引き出して使えます。
高いところに手の届かないおばあちゃんの手の届く高さに収めました。

これからも暮らしに役立つものづくりや、古い家具のリフォームなどができたらいいなと思っています。
今年もよろしくお願いします。